ラストシークエンスが素晴らしすぎてひたすらリピートしてしまう。
音楽も演技も演出も最高。
エンドロールが終わる最後の瞬間までひたすら洒落ていてため息が出る。
色彩感覚も音楽も衣装も小道具もすべてイイ。
(豪華な役者陣は言わずもがな。)
美意識の塊映画、「わからない」という人がいるのもわかりますが、ハマる人はドハマリすると思います…
鑑賞後に原作小説も読んで
「コレをああ脚色したのかー!」
とさらに好きになりました。
リアルなスパイ映画で切ない愛の物語。ジョン・ル・カレの原作もそんな作品なので本当に上手く実写化されています。
(追記)
もともとコリン・ファース沼に嵌まっていたのに、この映画のおかげでさらなる深みに。
ついでにマーク・ストロングにも嵌まり、3日に1回ペースで「ラメール」観てます。なんたる魔力…
(さらに追記)
北欧出身の監督らしく、茶～セピアっぽい映像を軸にしつつ、ポップな水色や赤を入れてくる色彩感覚が好き。
派手な色が似合いそうなゲイリーオールドマンが、ひたすら激渋担当なのも面白い。
