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裏切りのサーカスのめるのレビュー・感想・評価

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)
3.2
まず、監督と原作者さんに理解できなくてごめんなさいって土下座したい。
私の理解力がありませんでした。

あ~あ、ツイてない。ネタバレを先に食らっちゃたよ。
でも、分からなかった(笑)

そんなわけで、見終わったあとに早速分かりやすそうな解説を探して一通り読んでみました。

私が分からなかったのはストーリーというよりは登場人物同士の細かいやり取り。
観賞前に登場人物の名前とコードネームの両方をチェックしていたのにも関わらず、誰が誰だか分からなくなった。それは知っている俳優さん(ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ)以外の顔をよく覚えられないのが原因。トム・ハーディまでは何とか分かったけど、あとの人は大体モブになってた。
それに、名前しか出てこない人もいたからかなり頭を使ったよね。

でも、みんなの感想を読んでいると、一度目で完全に理解した人はほとんど見当たらなくてちょっとホッとした。

原作者さんは実際にスパイだったらしく、かなりリアルに描かれていた気がする。その分、派手さが全くと言っていいほどないから、俳優を知らないと観ていて辛いんじゃないかなと思った。(事実、隣で観ていた父は何度か退屈しかけてた。)

私はコリンとベネ様が同じフレームに収まっているだけで感激したので、それを見られただけでも見る価値はあった。
あと、『ダウントン・アビー』のイーディスがいたよね?そういうのだけは見てるっていう(笑)

もう一度観たくなる映画というよりは、もう一度観るしかないなと思わせる映画。
それだけ深みがあることを意味しているのかもしれないけど、それを半場強制されている感もあるので評価は低めにしました。

時間を空けすぎず、しばらく経ったらまた見直したいです。そのときは評価が上がるかも。

たぶんこんな見方がいいんじゃないかな?
①映画を楽しむ
②ストーリーを理解する
③俳優さんの演技に注目する
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