@ シネマヴェーラ渋谷
ワイルダーに外れなし!当時の情勢と恋愛の絡め方というかバランスセンスが抜群で、風刺としてもラブコメとしてもめちゃくちゃ面白かった。
第二次世界大戦後の廃墟と化したベルリン、戦争の爪痕が色濃く残る中での恋愛模様。ドイツの女性はしたたかに、アメリカの女性は戸惑いながらも一途にというのを時勢とは逆と取るのか、人間の立ち上がる強さと取るのかと考えつつ、今回は単純に三角関係の駆け引きと行く末を楽しんだ。
ひっくり返ってもエリカの妖艶さが出せないわたしは俄然フィービーに肩入れしてしまい、人の恋路を政治に使わないでー!とかプリングル酷すぎるよー!とか思いながらずっと観ていて、今酔ってるので思い出せないけどフィービーがめちゃ不憫なシーンで劇場の男性陣がハハハと笑い出した時に何で笑えるの、フィービーの女心をバカにしないでと泣きそうにになったり、だから男ってやつは…と怒ったり、とにかくフィービーがわたしで、わたしの恋心をバカにするなー!ってなった。酔ってるので何を書いているのかわからないから今日はもうやめよう。
でも、これだけは書き残しておきたい。引き出しプレイにめっちゃときめいたので誰かわたしとアレやりませんか?結構上手く出来る自信あります。
あと、全然関係ないのですが、おそらくシネマヴェーラ内で帽子を紛失し、受付に問い合わせても見つからなかったので、どなたかわたしの超汗くさい黒のキャスケットを見つけたら教えてください。トイレで汗拭くまでは被ってたのに…どこいってん。