Rosso

気狂いピエロの決闘のRossoのレビュー・感想・評価

気狂いピエロの決闘(2010年製作の映画)
3.5
開口一番、これコメディちゃいますわ。TSUTAYA吉祥寺店さん、これ置く場所間違ってますよ。
ホラーかスプラッターか、サイコスリラーなのか...うむコメディはガチで要素ない...

ヒューマントラストとかこういうの好きそう〜と思ってたら本当にそこで上映してたのね、スペインのとんでもぶっ飛び映画大好きっすもんね(褒めてる)

とにかく主人公であるハビエル・邪が規格外すぎ。狂気なんて言葉軽く使うなやと思ってたが、まごうことなき狂気やこれ。
猛獣とか巨大なイノシシとかボロクソ言われてましたけど、個人的にはどろんこすっぽんぽん隠遁ニキという蔑称も寄与したい。

スペイン内乱スタートで、あれ?戦争映画?と思いますが、つまるところピエロの狂気じみた行為を内乱に投影してる的な要素もあるんでしょうね、まあ僕はその辺学ないんでアレですけど。
(なお世界史選択奴)

いや〜大絶賛するレベルの秀逸さではないにしても度肝は十分抜かれましたわね、ロケットバイクニキだけはとどのつまりなんだったのか問題ありますけど。
(伊坂幸太郎のフィッシュ・ストーリーなら絶対重要な何かに絡みそうなポジやけんけどな)
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