武蔵野館100周年企画で上映。
この監督の「刺さった男」と「スガラムルディの魔女」が好きなので観に行ったけど、微妙だった。
オープニングでサーカス団員たちが戦争に駆り出されて戦うシーンが1番面白かったわ。
ヒロインを巡って2人のピエロの三角関係メイン。
主人公は中盤ずっとケツω出してるし、思ったほど狂わない。
途中でアイロン使ってピエロになるシーンは期待したのに失速。
オープニングで主人公に片目潰された軍人がラスボスかと思いきや中ボスにすらなりきれないカス。
ライバルのおどけピエロがガチクズ野郎で腹立つだけで、たいしてカリスマ性も無し。
もっとグロテスクで、もっとぶっ飛んだのを期待してたんですよ。
ピエロが狂って人間をぶっ殺しまくるのを期待してたんですよね。
ラストの何とも言えない空気感は嫌いじゃなかったけどさ。
意外性やぶっ飛び展開で言えば、やはりスガラムルディのほうが楽しい。
あ、スガラムルディではクレイジーなヒロインやってたカロリーナ・バングはこの作品でもめっちゃ美人。