るい

座頭市血煙り街道のるいのレビュー・感想・評価

座頭市血煙り街道(1967年製作の映画)
4.0

子連れの市再び👦17/26


17作目は私の好きな三隅研次監督。今回も8作目の血笑旅に引き続き子連の旅でござんす。途中配信の都合でぶっとばしたからどこからかわからんけどOPに勝新太郎の歌が入ってたよ!そういえば16作目は途中で歌が入ってたな。

さて、本編。
旅の途中、宿で相部屋になった母子だが母が病気を患っており急逝。死に際に子供を前原の宿場町にいる父親の庄吉にと市に伝え息を引き取る。市はまたもや子供を連れて父親のいる街へ旅をする。

今回は赤子ではなく小さな坊っちゃん。イタズラするし、ゆうこと聞かないし市もたじたじ。でもさきっと子供は好きなんよ。あんまり関わると最後手放せなくなるからきっと強く当たってる。

だって、おにぎりは大人の市と半分こしてるし、子供が寝た後に買う草鞋は彼の分を2足。自分のはボロボロなのに🥺

今回ね市と子供とのやりとりもええんやけども、旅の途中で何度も出会う浪人風の男がすごすぎてやばい。近衛十四郎さん初めて知った役者さんですが、殺陣の上手さが尋常ではなかった。他の作品も見たくなったよー!超かっこよかった。

あと、小池朝雄さん見た顔だなと思ったら自分の鑑賞履歴の何作も出ていらしたわ!
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