こぅ

歩道の終わる所のこぅのレビュー・感想・評価

歩道の終わる所(1950年製作の映画)
3.8
傑作【バニー・レークは行方不明】のオットー・
プレミンジャー監督による【フイルム・ノワール】。

同監督作【ローラ殺人事件】(未見)のお2人、
ダナ&ジーン再共演か。

犯人(事故)は序盤早々にで分かり、探す系の
ノワールでは無い。
いかに追い詰められるか、バレるかを追うのだが
、、、おやおや⁈えー⁈⁈

犯人はクズで、殺してしまった相手の別居中の妻と
◯◯になったり、でも容疑者になった妻の父を
庇ったりは、さすがにした。

脚本は、確かに無駄は無いが、、
終盤の 手紙 の展開は中々グッときただけに、、
その内容、【決め手】は、ラストまで取っておいて
明かした方が、絶対効果的だったはず。
(観客は手紙内容を知っている為、その読むシーク
エンスでは一切ハラハラしない。)

カメラワークは、変に凝らず、意識させない、
邪魔にならないのが、一番良いのかもしれない。

OPタイトルの最初もだが、、
邦題通り、犯人はラスト、カッコ良く決めて
くれた。ついに夢を叶えたのだ。


そして、、
最も美しい◯◯シークエンスのひとつでもある。
こぅ

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