ウルトラセブン第44話、『恐怖の超猿人』を思い出させる。
ゴーロン星人によってゴリラの脳波を移植された男・ゴリーが獣人に変身し、人を素手でひねり殺し、アンヌ隊員を犯そうとにじり寄る…。といった内容。
製作年でみると、その直後にこの『暴行魔ゴリラー』、という感じだね。
白血病で不治宣告されたジュード・ロウっぽいイケメン息子(以下、ジュード)を救うため、地下室でヤミ手術に挑む、ヴィンセント・プライスっぽい外科医(以下、ヴィンセント)。
ガン細胞を抑制する強靭な血液を得るために、動物園からゴリラを拉致ってきて、心臓移植を成功させる。
しかし、強力過ぎたゴリラの心臓が脳に損傷を与え、ジュードは獣人ゴリラーへと変身してしまったのだ…!
外へ飛び出したゴリラーは、怪力で次々に男をウガーウガーとひねり殺し、女をウガーウガーと犯していく。
頭の皮をひっ剥がし!目玉を繰り抜き!首を引きちぎる!
服をひん剥かれた女優さんも、前貼りが露わになる程の熱演。(笑)
「近頃の若者はテレビの見過ぎだ。それもホラー映画ばかり」
上司から馬鹿にされる、主人公の警部。
ヴィンセントと上司と殺られた巡査とが同じ顔に見えて混乱した人は多いはず。役者の使い回しか?Dr.ストレンジラヴか?(笑)
あと、イケメンの時は首の辺りまで胸毛モッジャモジャなのに、ゴリラーに変身するとツルツルになる不思議。(笑)
あ~、『獣人ヒューアニマ』(1989)も観たいなぁ…。