ちろる

恋するモンテカルロのちろるのレビュー・感想・評価

恋するモンテカルロ(2011年製作の映画)
3.5
かなりドタバタ。
高校卒業したばかりのグレースと、親友エマと義姉メグの3人格安フランス旅行に向かうのだが、あまりにひどいツアーに踏んだり蹴ったり。
ありえなすぎて笑っちゃうが、それにしてもその後の展開がもっと突拍子ない。

落ち込んでるところで、セレーナ・ゴメス演じるグレースが自分とそっくりの英国の社長令嬢の存在を知り、その女性に成りすましてモンテカルロで大豪遊。

もう、犯罪スレスレ。
っていうかもう完全アウトなの事してるのにポップにして、みんなハッピーみたいに仕上げちゃう強引さがこの手のハリウッドのガールズムービーには多いけど、観てるこちらはヒヤヒヤさせられるのだが、バレそうなギリギリのところでなんとか切り抜けて、3人ともそれぞれ素敵なロマンスまで体験するなんて!バチ当たりそうだわ・・・

中でも一番ヒヤヒヤひたのは、メグがあのネックレスをあのリュックに入れた瞬間だったけど、まさかの展開になって万事OK。

まともに考えれば、全くお咎めなしなわけないのに、何故か3人ともこのモンテカルロの体験で、自分たちの進むべき道を選んで、何から何までハッピーエンドのご都合主義な展開だけど、3人のタイプの違う美女を堪能できたのでまぁアリかな?
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