たかが世界の終わり

天才画家ダリ 愛と激情の青春のたかが世界の終わりのレビュー・感想・評価

3.8
“イチジクと激しい音で
熱狂した昼下がり
傷ついた騎手たちの太ももに日差しが落ちる
西風に乗り黒衣の天使は飛んでいく
天使は長い髪を編み
オリーブ油の心臓を抱く”

鼻先が触れる。
危険信号のようなものが
僕の頭の中で色を変え、
2人に警告を与えた
それでも、青く透き通る海水の中では
全ての雑音が遮断されて
君のその瞳が
僕の心を焼いていく

正解なんていくら考えたって分からない

“Little ashes”
人は皆、最後は名の無き灰になる。