『シュトロツェクの不思議な旅』は、地味ながらも、実はなかなか充実した作品 『小人の饗宴』からの人間観を引き継ぎつつ、コミュニケーション不全と疎外の問題 さらに生命と物質の問題
床に倒れるエーファにごみやアコーディオン、自転車のタイヤが投げ落とされるシーン、テーマ的にクライマックスを迎える競売のシーンが秀逸
ついにイージーリスニングが流れ出す中盤の雰囲気は違和感バリバリだったけれど、ヘルツォーク作品を観るのは久しぶりなので、看過してしまうところだった 邦題の“不思議な旅”は何を思って付けたのか謎 ふざけていたのか
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鑑賞当時の感想。点数は適当。
K's cinemaの「誕生!ヘルツォーク ヴェルナー・ヘルツォーク特集2017」にて鑑賞。