シュトロツェクの不思議な旅の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

シュトロツェクの不思議な旅1977年製作の映画)

STROSZEK

製作国:

上映時間:110分

4.0

「シュトロツェクの不思議な旅」に投稿された感想・評価

Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

4.5
ベルリンからアメリカに旅立った男女と老人の物語。新天地のはずだったが夢は破れ結局三人はバラバラに、というせつない結末に。
ヴェルナー・ヘルツォーク監督作品の中では、クラウス・キンスキーに並ぶ怪優ブルーノ・Sの存在が全てといっていいかもしれない。本物の路上ミュージシャンだった彼の妙技を前半で見る事ができる。
それにしても、ラストで芸をし続ける鳥達が哀れである。
夢を抱いてベルリンからアメリカへ渡った男たちの非情な現実。どこに行っても何をしても幸せになれない彼らは陰謀論を唱えるしかないが、この社会の仕組みを理解していない無知なある意味幸せ者である。深夜のドキュメンタリー番組のよう。九官鳥。移動式住宅。ダンシングチキン。全てを失った後のリフト。
紫色部

紫色部の感想・評価

4.0
2016.11.19 CS

社会は、世界は、不器用で孤独な表現者にとってなんて辛く厳しく容赦がないんだろう。傑作。
marumame

marumameの感想・評価

3.8
なんと言ったらいいんだ!!
ブルーノの演技にしこたまやられた……ドキュメンタリーなの?と勘違いしてしまうくらいの自然な表現とゆうかしぐさとゆうか……
最後のブルーノがたんたんと行動していく映像はいつまでも忘れられない……
非の打ちどころなく、むちゃくちゃよかったです。挙げたらきりがないし、言うことないね。気になって探してたらこんなん見つけた。https://www.youtube.com/watch?v=UEyyV_XnV14もお凄すぎだよ!人類の先端がここまできたものを感動もせずに知らぬまま死ぬとこだったよ。これで心おきなく、あとは全部AIに任せられるね。
もう借りに行くのもめんどいのでうちにあるDVDをダラダラ観てるんですが、やっぱいいねこれ、ヘルツォークのなかではかなりお気に入り。カスパーハウザーより断然好き。
シュトロツェクさんの歌が気に入ってCDを買おうとしたがamazonになくて、よくわからん海外のレコードサイトで見つけたけど日本に発送出来ないから断念。どっか取り寄せてくれないかな…
イアンカーティスが死ぬ間際に見ていた!みたいな伝説は信用してはいけない。
odoro

odoroの感想・評価

4.5
ブルーノが老人と娼婦の三人でベルリンでの現状から脱け出すため、アメリカへ渡る。
全く感情を出さないブルーノ。どこまでが演技なのかわからない不思議な魅力。非情な現実とユーモアのある台詞が切ない。
もぐ

もぐの感想・評価

4.2
あああああああ!と言いたくなる。
輪廻。

ドイツ映画で1番好きかも。
デヴィッドリンチのオールタイムベストだって。


・オークションでの早口
・動物を使ったゲームは昔の映画によく出てくる。
Yuya

Yuyaの感想・評価

4.0
リフトに乗る度に 鮮明に思い出してしまうのが これ
ドイツ映画 ヘルツォーク
このワードだけで 観るべき映画の条件は揃ってしまう安易な自分が ちょっと疎ましかったりしつつも 自分がどこにいても 場面がどこに移ろうと その傍らにいさせられるようなリアリティは もはや快感でもあるんだなぁ
でも圧巻なのはブルーノ 彼の人となりを思えば もはやちっとも演技じゃないのかもしれないけど 兎にも角にも彼だけ現実から切り取られたように浮きっぱなしの存在感
怒りも悲しみも優しささえ極限まで抑え込んだ感情は なんだか観る者の心を瞬間的に引き込む力が働いてる気がする

しかしアメリカってのは今も昔も 眩い煌めきを見せながら 根こそぎ希望を奪ってゆく国なんだなぁ…40年も前もやってる事はサブプライムローンとなんら変わりないじゃん
黒主任

黒主任の感想・評価

3.4
物悲しいし救いもないのだけれども、不思議と惹き付けられる。最後はああするしかなかったのかなぁ…