LEE

書剣恩仇録のLEEのレビュー・感想・評価

書剣恩仇録(1981年製作の映画)
3.9
ポリスストーリーでお馴染み楚原監督の武侠映画
とても賑やかな映画となっていた


賑やかな映画と書いたが、なぜかというと武侠映画なので登場人物が多く沢山のキャストが出てくるからで、ぶっちゃけ賑やかすぎてあれ?誰だっけ?となってしまうことも少々…
それに加えて冒頭怒涛の勢いでストーリーがナレーションで説明されるので一回で完全に理解することはかなり難しい
それなのに結婚のくだりとか白彪のお食事お預けシーンとかあんまりメインストーリーに関係しない部分をそこそこ時間かけて描いちゃうのは香港映画らしくてなんか微笑ましい笑
メインストーリーは正直詰め込みすぎの他にも白彪が途中退場してたり、やっぱり史実は変えられないからか目標が達成されない中途半端な感じに終わっているのが残念


アクションは少しまったりする部分もあるものの中々面白い
元華、ユンブン、ユンタクなど七小福メンバーや孫建といった五毒メンバーなど中々面白い組み合わせが観れるのも嬉しい
狄龍の必殺技の演出も今見ると安っぽいかもしれないが個人的には嫌いじゃない


完璧ではないが嫌いには絶対なれない一本
続編とかあったら見たいなぁ
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