アウトレイジ好きの私の担当美容師、いつも映画の話をします
美「こないだ、適当に目にとまった映画借りたんよな。タイトル覚えてないけど」
が「あらすじは?」
美「遠くの恋人に会いたい男が、そうだ海を泳…
フィリップリオレ作品、2作目。
初めて見たパリ空港の人々で、なんか平凡だし特に見どころねぇ映画だななんて思っていたが、今回見て、すごく反省した。
俺の見る目がなかっただけであった。
全然普通じゃない…
切ない。恋人に会いたいが為に3000km歩き、ドーバー海峡を10時間かけて泳ぐ少年。彼はクルド難民だ。
原題は「Welcome」
でも、誰しもWelcomeと迎えられる訳じゃない。迎える側にも実情が…
クルド人難民の青年が元水泳選手の中年男性と出会い、彼から泳ぎを教わりドーバー海峡を渡る。イギリスにいる彼女に会うために。
『君を想って海をゆく』邦題だけ聞くと↑のとおりだが、内容はもっとフランスでの…
☆☆☆☆
※ 鑑賞直後のメモから
(原題の)タイトルが最後に出るのだが、(或る方法で、映画の途中にも表される)難民に対するフランス人の、表の顏と裏の顏。本音と建て前のギャップが激しくて、タイトル…
一方は目の前にいる妻と終わりを迎えようとしているのに、もう一方は海の向こう側にいる恋人に泳いででも会おうとしている、その対比が皮肉で切ない。難民、難民を密かに支援する者、難民とは一線を引く者、難民を…
>>続きを読むフランスで大ヒットを記録し、セザール賞で主要10部門にノミネートされた2009年のフランス映画
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観ていてせつなくなる。ビラルが恋人に会いたくてもロンドンへ行くことが許されない。難民問題を提起した…
このレビューはネタバレを含みます
難民問題を扱う映画。フランスは難民問題の映画が本当に多いし、しかもどれも問題提起がうまく、面白い。
ロンドンに亡命した彼女に会うためにドーバー海峡を泳いで渡るクルド人の難民と水泳のコーチを描く。
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