メタ壱

ドラえもん のび太の大魔境のメタ壱のレビュー・感想・評価

3.7
ドラえもん映画、第三作目!
未開の地を冒険したいと言い出したジャイアンとスネ夫!
のび太はドラえもんにお願いし衛星写真でアフリカをくまなく撮影する。
そんな時、たまたま拾った野良犬のペコが写真の中から謎の巨像を発見する。
冒険らしさがなくなると主要な秘密道具を日本に置いてアフリカへと旅立ったのび太たちだったが、彼らを次々と困難が襲う事に!…というお話し。

ドラえもん映画の中でも一番“冒険感”のある作品だと個人的に思っています!

地球上は隅々にまで人間の手が及び、大昔のような冒険がなくなってしまった現代にがっかりする気持ち、めちゃ解ります!
まぁ実際はまだまだ未開の部分っていうのはあるのでしょうが。

だから本作はとてもワクワクする!
お宝?そんなものはどうでも良い!
欲しいのはハラハラドキドキの冒険なんだ!

ってなわけで大冒険に出たのび太たちだけど、いつもはイジワルかかっこ良いのどちらかなジャイアンのイジケて落ち込む姿が見れるのも貴重。
他作品ならスネ夫が陥りそうなポジションにジャイアンがいってしまうけど、そこはやっぱり映画版ジャイアン!終盤の男らしさはめちゃくちゃ格好良い!

そしてSFらしいラストのオチもとても好きだし、アツくなる!

挿入&ED曲の歌詞が力を合わせて冒険するのび太たちの心を歌っているようでジーンときます。

のび太はたちはまだまだ子供で、一人一人の力はまだまだ未熟。
だけどみんなの勇気を合わせる事でどんな困難にも負けない。

子供の頃、原作漫画も映画も繰り返しみた大好きな作品の一つです。

石像の中での闘いはカリオストロのオマージュぽくてニヤリとしてしまいます(笑)
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