チッコーネ

ピンクのルージュのチッコーネのレビュー・感想・評価

ピンクのルージュ(1979年製作の映画)
2.7
他の3人はともかく、モニカ・ヴィッティまで登場するのに驚くオムニバス艶笑もの。
4人の女優が各2話の主演を担当している……、特に熟したウルスラ・アンドレスの、怪演が可笑しい。
脚本はどれも適当、長いものは30分程度、短いものは10分程度と尺はバラバラだ。
最終話に登場する、ラウラ・アントネッリの40年代風ファッションは目を惹くが、総じて洒脱な雰囲気は薄く、60年代から続いたこのテのコメディ作風終焉の雰囲気が濃厚。