愛されちゃって、マフィアの作品情報・感想・評価

「愛されちゃって、マフィア」に投稿された感想・評価

秋日和

秋日和の感想・評価

4.5
「ピカピカ」のカッコいい自分になりたいのなら、喩えキッチンに浴槽のあるヘンテコな部屋に住むハメになったとしても、職場の覗き魔上司に目掛けてミルクシェークをぶっかけるくらいの気持ちで生きていかなくちゃいけないのかも。
スーパーマーケットで近所に住むマフィアのボス妻とその取り巻き奥様方に、ショッピングカートで行く手を防がれる嫌がらせを受けたのなら、今度はこっちが車で奴らの進路を妨害してやればいい。妨害したあとで街を出ればいい。
夫を殺したマフィアのボスが、そんなことは知りませんなんて風を装った挙げ句、思いやりを含んだ顔でお葬式の日に無理やりキスをしてきたら、今度はそのキスを利用してやればいい(キスは一方的に交わすものではないという前振りみたい)。ミシェル・ファイファーは、多少のことでは挫けない。
髪をバッサリ切って、赤地に白い水溜まりのワンピースを着たら、彼女の戦闘準備はもう完了。この映画に於ける「反復」が実に「やられたらやり返す」的な彼女の精神を表しているかのようで素晴らしかった。
ピストルではなく拳で戦う女性の映画。傑作だと思う。
BB

BBの感想・評価

5.0
ジョナサン・デミの上映会、今年こそ。
愛されちゃって、マフィアをみんなでみるのが良い。夢。
今まで見た映画のリストを作っています。レビューは後で記述します。
ジョナサンデミ最高!
クロ

クロの感想・評価

3.5
ミシェル・ファイファー!
音楽のタイミングやスタッフロールでのフォントなど、明らかに『サムシング・ワイルド』を意識しており、その意味では姉妹編とも言える作品。

FBIとマフィアの未亡人の恋を描いたありそうな話なのだが、脚本自体は凝りに凝っており、複雑に登場人物が絡みあう。

しかし、編集のテンポはかなり早く、無駄なシーンを散りばめながらも無駄なシーンは徹底的に省く小気味良さで、『パルプ・フィクション』のミアとビンセントのエピソードに影響与えたのではないか?と思わせる。

ミシェル・ファイファーがすこぶる魅力的で彼女を見るだけでも価値があり、同じくマフィアの未亡人になってしまう役で出ていた『スカーフェイス』のパロディまで出てきて、銃撃戦はペキンパーよろしくスローモーションが連打される。

オフビートなスクリューボールコメディながら、あいもかわらず一筋縄ではいかない作品。映像表現も斬新だし、好きな要素しかない。
ミシェル・ファイファー最高
>|