2022/10/01鑑賞。65点。
巷では評判悪い本作だが、オリジナル版を見たことがないので十分楽しめた。
この頃のショーン・ビーン超イケメン。
ヌードはないけどセクシーな演出、ド派手な車破壊は製作として関わったマイケル・ベイの悪いクセ（笑）が出てる！
〈あらすじ・ネタバレあり〉
グレース(演. ソフィア・ブッシュ)とジムのカップルは、春休みに旅行をしようとフリーウェイを車で走っていた。
2人は、ヒッチハイカーのジョン・ライダー(演. ショーン・ビーン)を車に乗せてやるが、突然彼が襲ってきたため車から蹴落とす。
ライダーが危険人物とは知らず、彼を車に乗せてしまった一家の存在を知る2人。
忠告しようとしたものの、ライダーは既に一家を殺害した後。
グレースとジムは一家を殺害した犯人の濡れ衣を着せられて保安官に逮捕される。
しかし、ライダーが保安官事務所を襲撃し、その場にいた人々を次々と殺害。
ライダーは、グレースとジムをあえて逃がし、この一件により2人は警官殺しの犯人として州警察に追われることとなる。
捜査を指揮する州警察のエストリッジ警部(演. ニール・マクドノー)は、警官殺しがグレースとジムによるものではないと直感しながらも、2人の身柄を拘束しようと警官隊を配備。
警官隊に見つかったグレースとジムは逃げ切ろうと車をフルスピードで走らせるが、2人を追ってきたライダーが警官隊を銃撃して皆殺しにする。
グレースとジムは、ライダーから逃げるためモーテルに身を隠す。
だが、ライダーはモーテルを見つけ出すとジムを拘束。ライダーは「俺を殺せばジムは救える」とグレースに選択を迫るが、グレースは決断できずジムが死んでしまう。
ライダーとグレースのやり取りを目撃していたモーテルの管理人が警察に通報し、エストリッジらが現場に到着。
エストリッジはライダーを逮捕し、グレースを保護する。
ライダーを拘置所に移送する事が決定し、エストリッジは移送を終えた後グレースを安全な場所に連れて行くと約束する。
護送車に乗せられたライダーは、自分の親指を折って手錠を外すと、看守たちを殺害。
護送車から降りたライダーは、後続車両に乗るエストリッジを射殺する。
グレースは、護送車にあったショットガンを手に取ると、ライダーに3発撃ち込んで彼を殺す。
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ジョン・ライダーの設定が、【ダークナイト】のジョーカーと重なって見えた。
あらゆる場所で殺戮を続けながらも、どこか死に急ぐ振る舞いをするライダー。
ジョン・ライダーという名前は、グレースたちに出会う前に殺害した男のIDを見て名乗った偽名。DNAも前科者として登録されていなかったことから彼が何者なのかは最後まで明らかにならなかった。
作中内でライダーは、狙った相手を必ず殺害していた・・・唯一逃れたのは後部座席で蹴落としたグレースだけ。そんなグレースに対し「自分を殺せるのは彼女だけ」と、まるで彼女に殺してもらいたくて追い続けているように見えた。
