いかえもん

大酔侠のいかえもんのレビュー・感想・評価

大酔侠(1966年製作の映画)
3.4
ここのところ、平日はnetflixでドラマを見て、週末の夜はJAIHOで映画を観るみたいな生活が定着しつつあるんですが、今回はこれ。

多分ですけど、あの時代の警察か司法関係の長官の息子が悪党につかまって、悪党の首領との人質交換を持ち掛けてくる。それを助けに行った金の燕の異名をもつ妹ちゃん。だけど、喧嘩っ早い彼女は、多勢の悪党どもにやられそうになる。そこを助けてくれた酔いどれ猫と言われる物乞いの青年。この人が実はカンフーの達人っていう設定。

かなり古い作品ながら、割と今でも楽しめる感じでした。JAIHOの紹介画像を見て、女性が主役なのかと思っていたら、ちょっと違っていた。でも、おもしろかったな。カンフーのアクションシーンですが、古いからあまり期待してなかったけど、ワイヤーアクションとかない分だけ、逆にガチのアクションがあって、それはそれで楽しめた。ためのシーンが長くてそれはそれでいい感じ。
しかし、手からしょばーってなんか霧みたいなのが出た(気?)のは、すいません笑ってしまいました。だって手首のとこに管みたいなのが見えてるし。

あとは、白塗りのお兄さんが敵役で出てくるんですが、美男子って紹介されてて、そこは納得いかんわ~って思った。

まあそれなりにツッコミどころがあるのは時代のせいもあるんで、いいと思う。
個人的には酔いどれ猫さんの住んでる山奥のおうちのセットがよかったな。小さい滝とかあって、なんかいいなーって思った。

カンフー映画好きな人にはお勧めしてもいい映画かなって思う。