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大酔侠のkazu1961のレビュー・感想・評価

大酔侠(1966年製作の映画)
3.7
▪️Film Diary
🖋本年鑑賞数 :2021-422 再鑑賞
🖋#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋 キン・フー監督の代表作で香港武侠映画の伝説的な名作ですね。後の『グリーン・デスティニー』にも多大な影響をあたえました。その京劇をベースにした素早いカット割りと舞踊のような華麗なる剣戟が何とも言えず印象的、不思議な陶酔感があります。まるで絵画のような美術セット、撮影監督を務めた西本正の手による映像美(『ドラゴンへの道』の名手)を含めて素晴らしい世界観で、香港・台湾における武侠&クンフー映画ブームの火付け役となった作品です。

🖋主演の当時20歳のチェン・ペイペイ。美しくも凛々しい女剣士ぶりが評価され、この一作で「武侠影后」と呼ばれることに。興味深く必見なのは、当時12歳のジャッキー・チェンをはじめ、マース、ウー・ミンツァイ、チン・シウトンらが子役で出ているところ。

😉物語は。。。
明の時代、悪名高き盗賊団の首領が地域を治める総督によって逮捕されました。盗賊団は、役人である総督の息子を人質に取り、首領との交換を要求します。総督はその要求を拒絶し、“金燕子”の名で世に知られる武芸の達人である自らの娘に、兄の奪還を命じることに。やがて金燕子は単身、盗賊団の牙城に乗り込みますが、彼女の前にある目的を持って、伝説の武芸者“酔侠”という強い助っ人が現れます。。。

▪️Database
🎥邦題 :『大酔侠』
原題(英題):『大酔侠 Come Drink with Me』
🎥製作国 :香港
🎥初公開 :1966
日本公開 :劇場未公開
🎥上映時間 :91分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):キン・フー
脚本 :キン・フー、イー・ヤン
原作 :※※※
音楽 :王居仁、チョウ・ランピン
出演(声優):チェン・ペイペイ、ユエ・ホア、チェン・ホンリエ

▪️Overview (映画. comより)
アジアの巨匠と呼ばれたキン・フーの初期作品で、武侠アクション映画のルーツとて映画史上に残る傑作。兄を人質にした山賊を追う女剣士・金燕子は、窮地を謎の酔っ払いに助けられる。彼こそは伝説の武人・酔侠だった。彼の協力を得た金燕子は再び山賊団に戦いを挑む。「グリーン・デスティニー」にも出演したチェン・ペイペイが女剣士役でキレのある立ち回りを見せる。
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