バレンタイン

フェイトレス 〜運命ではなく〜のバレンタインのレビュー・感想・評価

3.6
ホロコーストを扱った映画の中でも異色だと思う。

当時の描写は凄まじい。だけど原作著者の実体験ということで淡々と描かれていた印象。だからこそ主人公が静かに憔悴していく様はとにかくリアルで心が痛かった。

その中にあった『幸せ』とは。
絶望の中にある気高さとか崇高さ。
極限状態の中にある少しの優しさ。

運命ではない。そう思える当事者の心境は、やっぱり想像を絶する。
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