俺の右手に悪魔が降臨したので自分の意思とは関係なしに皆をズタズタにして殺しまくるぜ!!マリファナを吸いまくっていたために悪魔にとりつかれたニート君の災難。
おいなんだよこの映画。超絶厨ニ設定なのにクッソおもしれえぞ。
冒頭から両親死亡、親友死亡と飛ばしまくりなうえに、ゴア描写のグチャドロ具合は画面から生臭さが漂ってきそうなほど…ときた。
主人公に殺されたものの、天国に行くのが面倒なのでゾンビになってこの世に留まる親友二人とか本当にしょうもないのにこういう小ネタ的なものがいちいち面白い。
そして何より『ブレーキ・ダウン』で気になっていたジャック・ノーズワージーが近所の兄貴役で出ていたのが嬉しすぎる。
女の子をナンパするシーンでは実の妹であるケイティ・ライトとの共演(要は映画の中で妹をナンパするわけだ)シーンがあるのだが、実はケイティは養子に出されていたため長い間会っていなかったらしい。本作での撮影現場にて見事に再会を果たしたジャックとケイティ。いやはやこのエピソードすごくない?映画そっちのけで気になったわ。