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天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命のいいんちょのレビュー・感想・評価

3.5
新左翼から新右翼に転向、のちに『天皇ごっこ』という小説を書いた異色の活動家、見沢知廉のドキュメンタリー。
ハイライトは、見沢と共に仲間を内ゲバで殺した人が顔出しでインタビューに答えているところで、「殺人者の顔出しインタビュー」というのは、かなり貴重ではないだろうか。
その人は真摯に話をしているような気はしたけど、それでも、人一人が殺されるほどの理由があったかというと首をかしげる。
本編では別の人間が、見沢について「こんなことで捕まるのはもったいない」みたいに語っていたが、こんなことで殺される人の方がたまったもんじゃないだろう。
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