"複雑な構造を持つ事で世界的に有名なアルゼンチンの地下鉄内で突如車両が行方不明に、数学者ダニエルは会社の要請により捜査を開始するのだが..."というストーリー
人生初の"アルゼンチン産"映画
タイトルやジャケットデザインからオカルトホラーやアクションなどのジャンルだと錯覚しがちだけど、とんでもない傑作
物凄く哲学的で難解
前半の展開はややダレるものの、中盤から強まるサスペンス、後半で暴かれる驚愕の真相
"地下鉄"という限られた空間を題材にここまで完成度の高い映画が作れる事に感動した
淡々と線路の上を疾走するだけの映像も幻想的だし、ラストの主人公視点の映像に至ってはまさにアート
エンディングテーマのシンセポップ風サウンドも作風に見事にマッチしている
頭のネジが数本足りない自分が見ても"こいつは凄ぇ映画だっ!"と興奮しました
アルバトロス株式会社はやっぱり侮れない