60/'23
「黒人も白人も 人種が何であれ 人は皆 神の子
神の愛の結晶だ」
ルネ監督による、実話ベースの【宗教サスペンス】。
1978年、
アメリカの新興宗教団体【人民寺院】の信徒が南米の小国ガイアナに移住し、同年11月28日に914人が集団◯◯した…。
序盤の’77年、
寺院でのジョンソン教祖(スチュワート・ホイットマン)の演説は アメリカの病み に対する思想(理想)は、間違ってはいない、と拍手したい素晴らしさ。
「私(ジョンソン)に背くという事は
神に背くのと同じ事だ」
脱会した信徒は 消される 噂もあった。
ジョンソン教祖のガイアナ未開地に設立した村、【ジョンソンタウン】は、まるで強制収容所のよう。
↓
「過去を忘れる者は 過ちを繰り返す」
と言い放ち、夜中に食料を盗んだ少年3人にそれぞれ水責め、蛇責め、電流責めの 拷問 を強いた。
また、
農作業中に逃げた者は捕まり、鞭打ちにあった。
他にも無断でSEXをすれば、、酷い拷問に。
後半は、
家族や弁護士の信徒を救いたい一心からオブライエン議員率いる記者達の視察団を送る〜メインの事件に尺を費す。
議員は、視察最終日にアメリカに帰りたい希望者を募る。
1人また1人と、、最終的に何10人もの希望者が名乗り出たが、待っていたのは教団の、、
一方、
残ったジョンソン教祖らは、ある計画を強制的に進めていた、、
締め〜潔いEDロールの状況(余韻)がキョーレツだ。
総評:
実話ベースだから地味は仕方がないが、特に驚き展開は無く、一番メインの 事件のみを知る 映画だろう。
終盤に宛てた尺を削ってエロや拷問をもっと 振り切った描写 にして欲しかった⤵︎
教祖は完全なる 自己中野郎 という胸糞は残る。
人口1200人のジョンソンタウンというコミュニティは、元祖、【ミッ◯サマ◯】的とも捉えられた。
って、宗教って世界共通か。
素晴らしいリーダーも道を間違えると、紙一重。