YasuhitoArai

アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

4.0
ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ監督作品。
ソポクレスの悲劇『アンティゴネー』の映画化作品。

ダニエル=ユイレによくある神話的戯曲の映画化作品だけれど、登場人物が多かったり、感情的に話す台詞があったり、役者が身振り手振りしていたりして、他の作品に比べて観やすかった。
アンティゴネーの横顔、怒る王と予言者の対話、古代円形劇場と背景の景色が良かった。

最後の文章が、古代神話の世界と現代世界を繋げていて良い。
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