このレビューはネタバレを含みます
とても楽しく鑑賞させてもらいました。
エンターテイナーとしての姿、その奥に居座る情熱と野望に、幼少より這い上がってきた事のプライドが、目の演技からよく伝わってくる。
さらには映画の本質の核心を突いた台詞も語られ、「映画は世の中に影響を及ぼす新兵器だ」「制約なしに伝える」と牽制を受けながらも、「映画は人の為です」と頑として問題提起をやめないと返す姿勢に感服。好きなシーンです。
愛国者なのに追放されてしまう所がとにかく悲しく。でも戻ると映画を観た人が楽しそうに笑ってくれている、それを見て涙する場面も何とも言葉にできない。