takanoひねもすのたり

ホラー・ホスピタルのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

ホラー・ホスピタル(1973年製作の映画)
3.3
70年代のマッドサイエンティスト物。
真面目なホラーなのか能天気なコメディなのかよく分からない英国産ホラー、ちょっとイタリア風味。

血塗れで逃げる男女。
追いかける黒い車。それはギロチンカーで、無情にも男女の首はちょん切られてしまう。

冒頭から首チョンパです、男女の身長差に関わらず首だけ綺麗に刎ねるとはどういう仕組みかさっぱり分かりませんが、掴みは良き。
でもここだけだったかなー。

さて田舎の古城を改装したサナトリウムにやってきたジェイソンと道中で親しくなったジュリア。
しかしそこは元ナチスのキチガイ博士が、人間を改造ゾンビにする実験城だった…という話。

博士の手下にはヘルメットにライダースーツのセキュリティもいます。
ダフトパンクか!?と突っ込まずにはいられません(ダフトパンク=常にヘルメットで顔を明かさない2人組テクノユニット)

そして使用人に小人が。
単なる賑やかし?と思っていたら後半に小人であった必然性が出てきて、ヘボヘボな脚本の中でちょっと光った部分でした。

早々にここはヤバいと察したジェイソンとジュリア、監禁されたり、セキュリティにボコボコにされたりしながら、最終的には実験室に火を放ち脱出へ。

そしたらですね、それまで車椅子で登場していて歩けないアピールのキチガイ博士が、デロデロ溶解人間な姿になって、全裸で元気に逃走しちゃうんですよ!!!!
おい!お前、走れんのかよ!!!笑

人造ゾンビは棒立ちで特に活躍はせず。

ラストはセキュリティとのボコり合い、「ジェイソン!」としか叫ばない役立たずのジュリアにちょっとイラっ。
あなたも助太刀しなさいな。
めらめら燃え上がる内部。
なんとかかんとか外に出て、そして目の前にあったギロチンカーでぶっ飛ばします。

人体破壊描写は首チョンパだけ。
あとそれなりな血塗れ描写あります。
おっぱいもあり。

キチガイ博士を嬉々と演じてるマイケルガフの怪演が良き。

いろいろとっちらかってるし、話の展開が強引過ぎるところがあるので、ある程度の出鱈目さは広い心で観てあげて下さい 笑

この監督、42歳で亡くなっちゃっているので作品が少ないんですよね。長編はこれが2作目。70年代のイギリスホラーにしてはお下品…異質なもの作ってるので(ヘッポコだけど)長生きしたらもっと独自路線いってたかもと思うと…合掌。