こちらが一作目。人気漫画の映画化。なかなか面白いよ。
2作目にあたる「ラルゴウィンチ 裏切りと陰謀」(2010年)のみ劇場公開され、1作目にあたる本作(2008年)は日本未公開。
その上DVDリリース順序が2作目が先で、その後に1作目だったため、2作目を先に観ちゃったという人けっこういたような。私もそう。
お話が繋がってるのでこれから観る方はこちらを先に観たほうがいいかも。
「アントニー・ジマー」のジェローム・サル監督のなかなかオモロなアクションサスペンス(!?)。原作はフランスのベストセラーコミックとのこと。
世界を股にかける大企業ウィンチコーポレーションの陰謀渦巻くドラマにアクションがイイ感じに入ってる。
主人公のラルゴウィンチはウィンチのトップであるネリオリンチの息子。
本作ではラルゴの生い立ちからウィンチ社のゴタゴタまでけっこういろいろ盛り込んでるけど、テンポよく複雑すぎないため最後まで面白い。
また、ラルゴの生い立ちにちょっとした事情が絡んでたこともあり、後の大企業の後継ぎ争いに一波乱起きるという設定も真新しさはないものの、面白い。
本作ではクリスティン・スコット・トーマスが
ヤリ手の執行役員として登場。シャープな顔立ちに、あの髪型、語り口、もう、似合いすぎ。
彼女の存在も終盤の展開に絡んでくるので目が離せない。
2作目ではシャロンストーンがこれまたキーを握る役で登場。
2作とも、ちょっと荒削りな感じがするものの楽しめた。
ただ、主人公ラルゴのあの身体能力は一体どこで培ったものなのか!?ってのが疑問😅
いくらあの体型と言えど、生まれ持った能力とは思えないほどのバリバリのフィジカルアクションを披露。
トメル・シスレーやるなー!!!