ドゥエイン・ジョンソン(説明不要。声は定番の小山力也!)
サラ・ミシェル・ゲラー(TVドラマ『バフィー 〜恋する十字架〜』主演。声は同じ水谷優子!)
ショーン・ウィリアム・スコット(『アメリカン・パイ』シリ-ズのスティフラー。声は同じ高木渉!)
この3人主演ならさぞやノーテンキなSFアクションコメディ
と思いきや、
なんと暗くて重いカルトSF映画であった。
舞台は第三次世界大戦勃発後で荒廃状態のアメリカ。世界の終わりを政治サスペンスとして淡々と描いたのだが、肝心のドゥエイン・ジョンソンは脅えてばかりでアクションはない。でもタイムスリップはする。ここら辺がよくわからない。
日本でビデオスルーされたのも無理はない。
監督は誰かと思ったら『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリー監督じゃないか。
娯楽性は乏しく難解ながらも、そこそこ楽しめた。
お薦めは出来ないが、再評価の待たれる作品なのかもしれない(多分、忘れ去られるだろう)。