時間経過が早すぎて、状況認識までに追いついていけなかった。
1つ1つの知障行動に対して、時間経過が多大にあったっぽいが
最初は冬だったのに気付いたら夏だったりとか…
ぽんぽんと次から次へとシーンは移り変わっていき
さらにモノクロなのでとにかく時間経過が分かりづらい!!
よって超短期間で1の障害から10の障害まで発症した風な…
たぶん映画であっても尺的時間が足りないんだと思う
もっとじっくり作ったならば何かしらに共感しえたかもしれないが
共感するより何より先に終わってしまう、という感じ。
見ているこっちが置いていかれた感が存分に残る。
ゆえに最後に高峰秀子が、祖父が亡くなった際に
皆はやれやれと思っている中で、一人感慨深くなっている点など
どうもそこまで共感できないし
「いつのまにそこまで親身になってましたっけ?」ってなくらい
高峰秀子の介護に対する変化も全然見えてこないままだった。
しかし森繁久彌が素晴らしい。…と言っていいのか(^^;