PANDADA

素直な悪女のPANDADAのレビュー・感想・評価

素直な悪女(1956年製作の映画)
3.0
ジュリエットはアントワーヌに恋をするが、アントワーヌは遊びとしか思っておらず、失恋する。
あまりにも奔放で素行の悪いジュリエットは元いた孤児院にまた送られそうになるが、ジュリエットに惚れた老紳士エリックの計らいにより、アントワーヌの弟ミシェルと結婚することによって、孤児院戻りを免れる。初めは乗り気ではなかったものの徐々にミシェルに惹かれていくジュリエットではあったが、ツーロンに行っていたアントワーヌが帰ってくることとなり、、、みたいなお話。

BBこと、ブリジット・バルドーの魅力が炸裂。
自由奔放で捉えどころのないコケティッシュな美女を華麗かつセクシーに演じています。

実際にこんな女性がいたらイラっとしてしまいそうですが、BBだからこそ魅力的に観えます。

いわゆるオトナの男性エリックを演じるクルト・ユルゲンスもダンディでカッコ良いです。

ストーリー自体は大きなヒネリもなく、
単調といえば単調ですが、
場面の切り替えが鮮やかなので、
スラスラっと観れちゃいます。

とはいえ流石に古い感じは否めないかな。

ブリジット・バルドーを観るなら、本作が一番、彼女らしい作品なのかも。
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