みむさん

バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男のみむさんのレビュー・感想・評価

2.8
真面目なユダヤ教徒の青年が麻薬売買に手を染めていく話。

厳格なユダヤコミュニティで生活、父も厳格で将来は当然のようにラビになると思っていたが、他の世界の誘惑に負けちゃったというか。

正直言ってユダヤ教の青年であることが何か物語に変化をもたらす感じはせず、よくある青年のドラッグ密売クライムスリラーだったように思う。
ただユダヤ教徒であることが警備の目を掻い潜る時に有効だったのは意外だった。そうなんだね?と。厳粛・厳格なコミュニティの人がそんなことしないだろうっていう先入観もあるのかね?

ジェシー・アイゼンバーグのモジモジキャラは今回そこまでツボらず。

たぶんユダヤコミュニティの掟から外れることが、いかに問題か衝撃かを知っている人には驚きの実話なのかもしれない。