誠治

若者のすべての誠治のレビュー・感想・評価

若者のすべて(1960年製作の映画)
5.0
大傑作!
今までの人生で何故この作品を観てなかったのかが悔やまれる。
ビスコンティ作品では政治色の強いのは苦手なので「ベニスに死す」が今まででベストだったが塗り替えされた。
母の立場、長男の立場、次男の立場、三男の立場、末っ子の立場…どの視点からも完璧な描写ゆえの長尺か。
若い時には、この良さは分からなかったろう。逆にこの年で初見でよかったかも。
にしても、若くしてこれを撮れるのはやはり天才!
誠治

誠治