アランスミシー

若者のすべてのアランスミシーのレビュー・感想・評価

若者のすべて(1960年製作の映画)
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生涯忘れられることのない家族についての映画を弟と共に見た

この愛に溢れた映画を見て親が自分と弟の名前を付けたんだと思うと涙が止まらなかった。
6人兄弟だった父親の子供時代が浮かんだし、
最後に抱き合ったロッコとシモーネを見て僕たち兄弟の絆を思ってくれた両親の顔が浮かんだ。
ハンサムの代名詞とは程遠いけれど、それを祈って文句のない顔に産んでくれた親に物凄く感謝してる。
あの時代にしてはるか遠いニューヨークの地に母が行かなかければ、
父の家族がコロンビアからはるばる移動していなければ自分たちはいなかったんだと、改めて感謝し直した

自分はどんなことがあっても家族を一生守り続けるし、家族を大切にする人達を愛したいと思った


ゴッドファーザーもレイジングブルも暗殺の森もこの映画なしには生まれなかった。
もしかしたらこの映画を両親がニューヨークで一緒に観ていなかったら僕も生まれていなかったかもしれない。

今から父とお互いのアイデンティティでもあるキングクリムゾンのコンサートに行くのが幸せ過ぎて
来週は毎年恒例の家族揃ってのクリスマスディナーがある
来年もまた家族と幸せに生きれることを願ってる