すごい…。登場人物のセリフをほぼ排除し、心情や状況すべてをナレーションしてくれる斬新なクソ映画。いや、逆に誰も思いつかなかったという意味ではクソ映画と言っていいのか分からない。
久しぶりに掃除機かけたときのパンパンに詰まったゴミみたいなモンスターが人々を襲う。
男女がお別れするときにも、「まさか二度と会えないとは思ってないだろう…」的な悲しき説明。会話シーンではミュートにされ、ナレーションだけが話す。
「“全ては神のみぞ知る” それが博士の最後の言葉だった…」と最後まで説明してくれるけど、せめて最後くらい喋らせてやれよと笑った。