むぎたそ

座頭市あばれ火祭りのむぎたそのレビュー・感想・評価

座頭市あばれ火祭り(1970年製作の映画)
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勝新好きの方に誘われて行って参りましたよ
なにげに座頭市シリーズ初観賞だよう
仲代の顔力(これ仲代と勝のBLと言えなくもない)
座頭市はサイヤ人より強そうだし、敵(仲代)のはずが他に敵がいると守ってくれたり、これドラゴンボールの原型だろ!!
この頃の吉行和子の顔つきは今現在の雑誌とかでも表紙張れそう、人気出そう、大原麗子よりも魅力的に見えたぞ
火祭りシーン、意外に少ねえ
でも、めっちゃ舞台装置感あって、面白い
みすみけんじ、いいねえ、って感じのキマってる一枚絵が多いね
省略の美学ってのもあるのでしょうか、キレッキレですね(と思ったら、大味な脚本は勝によるものらしい!)
大親分、森雅之だったのかああ〜存在感あるね(浮雲のだらしなく美しい男しか見たことなかったのよ)
全ては映画だからという理由におさまってくるんだけど、座頭市殺す必要ないしずっと忠義を尽くしてきた西村晃を簡単に切るし、組織運営がダメダメでは?
仁義なき戦いも人が争う理由が相当くだらないけど、これもそうだねえ、いつの世も渡世人(ヤクザ家業)はそうなのか〜
ずっと前にコメディ調の次郎長三国志くらいしか見たことないので江戸時代ヤクザもの、新鮮でしたあ
ピーターは蔭間ってやつ?男の相手も女の相手もできるバイ?小姓?江戸文化の一端を垣間見ることができました
あ、銭湯(当時は性風俗の場も兼ねていた)の裸で殺陣、かなり見応えありましたね、刺青刺青刺青、血がドバーッと、ただ、本当に当時の湯文化を考えると、あそこは蒸し風呂なのでは?まあ映画的にお湯張っておいたほうがいいのはわかりますが・・・
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