むーた

ベン・ハーのむーたのレビュー・感想・評価

ベン・ハー(1959年製作の映画)
3.6
大スペクタクルなエンターテインメント大作!

冒頭の初っ端、クラシック曲をまるまる一曲からスタート😂
曲の数分の間、背景は変わりません。
そのあとにキリストの誕生シーンをはさんでの更なるオープニングクレジット。

このもったいぶり方が、これから始まる大作への期待をムクムクと沸き上げる。ディズニーランドに入園したときのようなドキドキ感w

作り手側の、「この作品はすごいで!アカデミー賞総なめやで!!」(なぜか関西弁)という声が聞こえてきそう。

作品にかける想い、自信や職人としてのプライドみたいなものが感じられ、それだけですでに感動😂

そして、期待通りのエンターテインメント大作でした。

なんといっても、シーンの演出や衣装に釘付け。色とりどりの鮮やかな衣装や、人々の動きによって生まれる画面の躍動感やストーリーの流れ。
競技シーンの馬たちの迫力やばい!

詳しいことは分かりませんが、それぞれの場面に、名画のような迫力や練られた構図設計が感じられました。

キリストの生涯と同時並行で繰り広げられるフィクション、という話もとても面白いと思いました。

男の友情は、永遠であってもらいたいものだなと思った😂

それにしても、昔の映画はしゃべりもゆっくりだし、分かりやすい単語を使っているので、英語がすごく分かりやすいです。

いかに現代人が早口になったか、外国映画を見てるとよく分かる。(それか、昔は映画がもっと演劇風だったということなのかな。)
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