チブ夫

ベン・ハーのチブ夫のレビュー・感想・評価

ベン・ハー(1959年製作の映画)
3.9
ローマの休日を生み、西部劇、スリラーと、ジャンルに縛られず何もかもを仕上げてきたW・ワイラー監督だからこそ製作できた歴史的超大作。

副題が「キリストの物語」でありイエス誕生以前からその存在を信じる人々の描写から始まるが、一貫して信仰そのものに焦点を当てているわけでは決してなく、むしろレジスタンス映画のような実直さを匂わす。ユダヤ色は結構強めで、勉強になった。

パッケージにもなっている戦馬シーン、この一連どんなメイキングをしていたのか本当に気になる。イエスの登場シーンも相当印象的。いろんな角度から考えてやはり伝説の映画だなと思った。
チブ夫

チブ夫