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ベン・ハーのpapandaのレビュー・感想・評価

ベン・ハー(1959年製作の映画)
4.0
初めて劇場でこの映画を見た。やっぱり映画館だと迫力が違う! それにしても見事なキリスト映画。人の憎悪も復讐心も功名心も様々な欲も、最後にはキリストの血が流し去り洗い清める。そしてラストはハレルヤの合唱。これならアメリカのキリスト教徒に受けないはずがないと、ちょっと引いてしまった。
それはそれとして、波瀾万丈のドラマは面白い! 有名な戦車シーンには音楽が一切付いてなくて喚声と疾走音のみ。臨場感がすごい。しかもベン・ハーは馬に対して決してムチを使わないところに人柄が描かれている。可愛そうなのはお母さんと妹。最後に救われてよかった。この映画史に残る大作を映画館で見られてよかった。
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