2022.01.14レンタルDVDで鑑賞。
結構ホラー愛好者界隈では有名な血まみれ映画、だと思います。もしかしたら原題が"100 Tears"で数字から始まるタイトルなので検索で最初の方に上がってくるだけかもしれない。
自主制作に近いレベルでそこはかとなくジャーマンゴアの雰囲気があります。
全てにおいて安い。俳優も素人に近いレベル、撮影もビデオ撮り、ライティングもいい加減、でも血と臓物の量はハンパない。
ピエロ殺人鬼の映画ってスティーブンキングの「イット」（旧作の方ね）の頃から増え始めたけどリメイク版「IT」のお陰でジャンルとして定着した感じですね。
本作も日本ではJVDが販売配給しているのでDVDにはふざけた日本語吹替が収録されていますので酷い映画を見るのにはピッタリなクソみたいな吹替でした。
声優が下手とかもあるけどセリフがメチャクチャ、ダイナーでコーヒーを運んできたウェイトレスが「キツネうどんです〜」とか笑えるか？まあ映画がつまらない分、そう言うくだらない吹替に突っ込みを入れるのが暇つぶしにはなるでしょう。
地方タブロイド紙の男女が未解決連続殺人の記事を書くにあたってピエロ殺人鬼を追いかけるんだけど全然ハラハラしない。
時折挿入されるゴア殺人だけが見所だけど同じような手口なので途中で飽きる。
中盤、ピエロの娘も親の血を受け継いでいたのが分かり巻き返しを図るけどそれ程は盛り上がりませんでした。
オープニングシーンのオチはまあまあ考えてるんだ一応はって思わせるけどそこだけ捻りがあってもねぇ。
ジャーマンゴアとか好きな人は見てみると良いかも。
