ちゃみろー

影なき狙撃者のちゃみろーのレビュー・感想・評価

影なき狙撃者(1962年製作の映画)
4.1
朝鮮戦争でソ連の捕虜となった米兵が、洗脳を施され、帰国後に無意識のまま殺人を犯していく冷戦時代のサスペンス・スリラー。ソリティア→ダイヤのクイーン→洗脳トリガーの流れが物語的でキャッチー。中盤で日本の犯罪者の写真を映すシーンで岸信介が出てきたけど、いいのか?洗脳被害者の青年が、最初嫌なやつなんだけど、シナトラとの会話シーンを積み重ねていくうちに、段々悲劇的なキャラクターとして切なく感じられていく手順は、昔の映画の時間の使い方の良さが出ていた。逆に、シナトラとジャネット・リーの絡みは尺を食ってるだけで、効果的じゃなかったよな。
2017.6.17 スターチャンネル(字幕)
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