【中途半端】
カレルの顔を髪で隠すこのポスターのセンスたるや、、、
一目でスパイコメディとわかるようになっている笑笑
スパイ映画好きとしては、時々コメディタッチで描かれるこういう作品が観たくなったりする。
のだが、こちらはなかなか中途半端な出来栄え。
というのもカレル演じるエージェントが有能なのかドジなのかいまいち振り切れてない感が、どういう立ち位置でこの映画を楽しめばいいのかわからなくなるからだ。
むしろどっちかというと有能寄りで、そうなるとこれはもはやコメディなのか🤔?という疑問すらわいてくる。
もともと優秀な分析官→エージェントの流れなので、この分析官の能力を使ってフォローできてしまう部分が多いのだ。
おまけに完全に主人公を超えるキャラクターとして上司のチーフがいて、この人の発言と行動力がなかなかのもの。
こんな上司がいたら会社はきっと楽しいはず笑
副大統領にさえタックルして行くシーンやSPをボッコボコにしてしまったり、ヘリコプターの運転までこなされてしまうと
この爺さん、、、できる😠
と思わざるにはいられない。
というかキャラたちすぎぃぃぃ!!!
逆にまだみんなに愛される前?のロック様がいまいち活かしきれていないのも残念だった。
とはいえ、そこまで面白くないかと言われればそうでもなく、肩の力を抜いて楽しめる作品にはなっている。
悪くはないというところか。
2018.8.11