やっぱりスパイアクション映画っていうのは、007の二番煎じ乃至、それに準ずるものになるのは仕方のないことですが、この作品はコメディ故そのお約束を逆に利用しています。
そもそも主人公からしてエージェントではないですし、何よりこのパッケージですよ。
髪の毛で隠れとるやんけ。
こんなの一目でコメディってわかりますよね~。
主人公はコメディリリーフですが、敏腕分析官でもあり。
その能力を使うことによる情報収集能力、情報処理能力の高さは折り紙付き!
なのでエージェントとして、バカをしてもイライラしないで素直に笑うことができました。
アクション映画としてはまずまずといったところですが、微妙な部分も笑いに変えることができるのもコメディの強みです。
しかし、中にはトム・クルーズがやるべきでは?と思えるようなアクションシーンもチラホラ。
そう言った意味では流石アン・ハサウェイを使っているだけありますね。
加えて髪のあるドウェイン・ジョンソンも出ていますからね!
でも、髪あると滅茶苦茶違和感ありますし、10年前の作品だからか筋肉のボリュームがやや控えめ。
ある意味、なかなか新鮮でしたよ!
スパイ映画としても、ドウェイン・ジョンソンとしても!