たけちゃん

ゲット スマートのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ゲット スマート(2008年製作の映画)
4.0
晴れ舞台だ。浸らせてやろう!


ピーター・シーガル監督 2008年製作
主演スティーブ・カレル、アン・ハサウェイ


「ロック様にハズレなし」
今回はスピンオフ・レビューです(^-^)
「ゲット・スマート」
ドウェイン・ジョンソンで検索してたら、こんな作品に出会いました( •̀ω•́ )و✧



あら~、これは完全にドウェイン・ジョンソンは嚙ませ犬というか添え物でしたね~。まだ、30代のロック様、若いです!
まぁ、「髪がある頃のロック様はイマイチ」説を唱えているので、分かってたけど。カツラのような髪型でしたね(笑)

アン・ハサウェイの美しさを堪能する映画としてはバッチリ。特に、パーティに潜入するシーンのドレス姿は美しすぎる。こんなに似合う人、いる?
アクションは吹き替えっぽかったけどね……。


スパイコメディとしては「SPY」が上ですかね~。
おそらく僕はスティーブ・カレルのコメディ演技が好みじゃないらしい。
ちょっとMR.Beanみたいだし……。

でも、あのダンスシーンはサイコーだったなぁ(笑)
「ゲットスマート」のスマートは分析官としての「賢さ」と「痩せる」のダブルミーニングですね。70キロダイエットした、元、太っちょの設定なので。
あと、今作、吹き替え推奨です。
字幕でコメディ観ると、楽しめない。
嫁とケラケラ笑いながら観てました(^-^)


おや、マシ・オカが出てる。
彼、Qの立ち位置なんだけど、発明品が粗悪すぎて笑える。もうちょい活躍させたかった( ˘ ˘ )ウンウン
ビル・マーレイもいた、意外な場所で(笑)
悲しすぎるカメオ出演(笑)


「モアイ像」って呼ばれてた敵の殺し屋は007の「ジョーズ」がモデルだね( ˘ ˘ )ウンウン
体格だけじゃなくて、顔も似てる!


そして、音楽はトレバー・ラビン。
なら、ここからは音ネタ💩ウンチクンだ!

この人、僕が大好きなイギリスのプログレバンド「YES」に一時参加していたので、名前見て、おっ、となりました。
バンドの後期にアメリカで大ヒットした「ロンリーハート」という曲も含まれるアルバムに参加したんですよね。この曲はCMなどでも使われているので、聴いたら絶対知ってますよ!
バンド脱退後にハンス・ジマーなんかに師事して、映画音楽も手がけるようになったそうです。知らなかったなぁ。
今作では、スパイ映画らしい音楽だけど、どこかでおちょくってるよね(笑)
オープニングはまんま007だもんね。
遊び心のある映画にピッタリの音楽!


そして、冒頭、マックスが聴いているのが、ABBAの「テイク・ア・チャンス」1978年の曲です。ダメだ、アバ聴くだけで上がる体質、何とかしたい(笑)


そして、エンドロールに流れるのは大好きマドンナの「4 Minutes」。これは2008年のアルバム「ハード・キャンディ」に収録された曲で、久しぶりに猥雑なマドンナが楽しめるアルバムでどハマりしましたよね。

フィーチャリングとして、ジャスティン・ティンバーレイクが参加していて、それも良かった。
この曲をプロデュースしているのがティンバランドなんですが、このティンバランド、一時期、僕の1番のお気に入りプロデューサーで、大好きでした。ジャスティン・ティンバーレイクの一連のヒットアルバムは全部ティンバランドのプロデュースなんですよ。
このマドンナのアルバムもその文脈で聴けますね!


気楽~に観られるスパイ・コメディでした!
重たいのは避けたいなぁ……って気分の時におすすめですね( •̀ω•́ )و✧
ロック様を期待すると、裏切られます( ¯ ¨̯ ¯̥̥ )