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甘く危険な女のseapony3000のレビュー・感想・評価

甘く危険な女(1969年製作の映画)
4.0
倦怠妻のエリカブランのメデューサみたいなへんなウィッグや、ミイラみたいな白布ぐるみにサングラスしたトランティニャンの製薬会社?の工場の技術者だか作業員だかのビジュアルの胡散臭さ、一瞬なのに素晴らしい。「狂った蜜蜂」は米国舞台だったけどこっちはパリ。真っ黒焦げのイエローのスポーツカーに真っ黒こげの遺体、シガレットケースに鏡に呪いのメッセージ。靴箱にライフル。煙草にシェイバー。神経衰弱にたたみかける仕掛けあれこれバラエティ豊かで楽しい。お洒落なカクテルのみながらまたみよう。
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