私の人生はジョンヒューズの映画じゃない。
John Hughes did not direct my life.
このセリフ、自分の中にずっと残っていくセリフだと思う。「私の人生だってジョンヒューズの映画じゃねぇぇよ!!泣」と共感しまくり。80年代の青春を描いたジョンヒューズの映画に憧れる人にとっては、非常にグサリと刺さるセリフだったと思う。
”6歳のボクが大人になるまで”でも思ったけど、あくまでも自分の人生の主人公は自分だし、自分の人生の監督は自分なんだと、、。ジョンヒューズではなくてね。だから自分の人生は自分の腕にかかっている、、と。そう言われているような、、。
そしてそういう意味で言うと、
この映画の主人公オリーヴは最高の監督。
青春時代にちょっとした見栄や友達とのいざこざで全てが崩れていく苦さを経験しながらも、大切なことに気づいていく。そして、観ているこっちまで幸せになるようなラストを作ってしまう。それは主人公の優しさやユーモアのある性格、何気なく支えてくれる家族の愛情の賜物であり、それらに支えられて彼女はこれからも自分の人生の最高の監督となっていくのだろうと思う。
だからこの映画は、
”ジョンヒューズは私の人生を作ってはくれなかった!”って嘆いていた女の子が、
ジョンヒューズの映画よりも素敵な自分の人生を、自分で作って成長する話なんだと思う。
つまり、最高でした。
あとはまぁラストシーンも最高で。
本当に最近観た映画、いや、今まで観たどの映画の恋愛シーンにも敵わないくらいの、少女漫画風に言えば最高に”キュン”とくるシーンで!!!!
最後涙が出てきた、、。
”Don't you forget about me”も良いけど、私だったらOasisの”Wonderwall"でも良いかな!なんて妄想も膨らませられるので、心からオススメの青春映画!!!!!!!!!