じょり

不思議惑星キン・ザ・ザのじょりのレビュー・感想・評価

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)
4.7
①嫁に「パンとマカロニ買ってきて」と言われたらこれからは警戒しちゃう度 013%
②当初いけすかねぇオッサンでしかないウラジーミルへの、徐々に高まる感情移入度 215% (天然ゲデバンはその逆でイライラ!)
③テレビで流れた歌でもいい、芸は身を助ける度 UZM247%

ウラジーミルの最後に見せたクーのキレよ!!とは言え、みだりにボタンを押すのはいけませんな。瞬間移動の演出が全くないのは◎
美術や音楽もだけど、ロケ地の砂漠が物語の雰囲気とぴったりで、キン・ザ・ザの有り得そうでない異質感が嫌というほど伝わってきました。すごいよソ連。
ウラジーミルがバイオリンを持ってるのに弾けないゲデバンから楽器を借り、ぎこちなく弾き始める辺りから「オッサンがんばれ!」感が出始め、ハヌード星での放心状態やアルファ星でのブレなさには分かりすぎて切なくなりますね。あと連中がロシア語を理解できると知ったときのブチ切れ顔・調子に乗ってボタン押したけどマジヤベー顔、面白すぎでした。リュブシン氏はじめ役者がホント◎
キン・ザ・ザ星雲に行ってみたいか?絶対行きたくないし、無くなればいいねんあんなモラルがゼロの星(笑)👎もちろん意図的でしょうが、プリュク星人の方がロシア人っぽい、再鑑賞。
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