このレビューはネタバレを含みます
こんな奇抜な映画は初めて観たけど独特な世界観が好きで個人的にはおもしろかった。
SF映画と言うと大体近未来の地球とか高度な技術をもつ惑星の話がイメージしやすいが、この映画は文明が進んでいるんだか遅れているんだかわからない設定もなんとも良かった。(特に冒頭、宇宙人達がボロボロの宇宙船から出て来て話す言葉が「クー」だけかと思ったら、「言語中枢の理解は難しいんだ」とか言って急に流暢なロシア語を話し始めたのはツボだった。)
こうゆうスローテンポな映画は観ていて飽きやすいけど、次は何が起こるんだろうと言う好奇心が強くて全く飽きさせなかった。劇中よく分からない変な事ばかり起きていたけど、最後主人公達が無事地球に帰還して良い感じに終われたのがなにより。