おけい

不思議惑星キン・ザ・ザのおけいのレビュー・感想・評価

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)
4.7
これ大好き😆
偶然居合わせた2人(妻に買い物を頼まれたおじさんとバイオリンを持った青年)がひょんなことから惑星キンザザにワープしてしまい、地球に帰るために奮闘するというストーリー。
最初にワープしたキンザザで2人の異星人がやってくる奇妙な登場シーンを観た時、正直ヤバイ映画かと思った。家族にまた変な映画観てるとバカにされるし😅
そう、全てが変なの。
とてつもなく不思議な世界。
異星人も、音楽も、言葉も、乗り物も、価値観も全てがヘンテコ。おじさんとバイオリンを持った青年はパニックになることもなく、その状況を冷静にいろいろ受け入れて淡々と順応していくとこが最高に笑えるし面白い。この作品の世界観やアイテムの一つ一つが可愛らしくてクセになってしまう。最初に出会った異星人2人といがみ合いないがらも、なんだかんだで友情を育くんでいく。地球に帰れるチャンスも捨てて異星人を助けるんだから、おじさんも青年も本当いいヤツ。ラストはほっこりで不覚にも思わず目が潤んでしまったシーン。  

終わってみれば、最初の心配は全く無用だった。最高に不思議で、可愛くて、クスッと笑えて、超ほのぼの映画。
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